-
ピエンノロトマトのパッサータ
¥3,323
ピエンノロ、という名前は、夏に穫れるおいしいフレッシュなトマトを、秋も冬も食べられるようにと、日陰で風通しのいい軒先に吊して保存する風習から来ているそうです(ピエンノロとは「吊り下げられる」という意味)。日本で一般に売られているような種類のトマトで同じようにしても腐ってしまうのですが、ピエンノロなら、皮が厚く小さい果実、水分を保つための酸度と糖度のバランスが優れていて、 最も「吊り下げられる」保存方法に適していることから「在来種ピエンノロ」と名付けられたのです。 ピエンノロトマトは昔から、ベズビオ火山近くの農家だけが栽培を続けていたために、原種改良や農法改良もされずに現代まで残りました。イタリアでパスタが食べ始められた頃の、古い時代の味に一番近いと言われ、実際に" 秘境 "なうえに栽培も難しく生産数には限りがあることから、国立ベズビオ公園やスローフード協会に守られている、希少価値のある古い品種のトマトです。 開けたらそのまま、ひと匙すくって食べてみるとわかるのですが、圧倒的な香りとトマトの旨み、ミネラル感が素晴らしいのです。煮るにしても軽く煮込む程度で十分です。原材料はトマトだけ。味付けをしていなくても十分に美味しく、在来種トマトの底力を強く感じることができます。 原産国:イタリア 原材料:トマト(ピエンノロ) 内容量:550g
-
バレーナ・まぐろのオリーブ油漬け 250g
¥2,376
バレーナ社のまぐろのオリーブ油漬けです。 先日、友人の家にお持たせでこちらの商品を見つけたので持って行ったところ、あまりの美味しさに友人ともども驚き、早速取り扱いを開始しました。 マグロのオイル漬けは本当にピンキリですが、間違いのないバレーナクオリティです。 このままお皿に盛り、しっかりとした風味のあるオリーブ油をかけて結晶塩をふると、それだけで十分なご馳走となります。 塩気は控えめですので、さまざまな料理に展開しやすいのも良いところです。 イタリアの前菜ではよく出てくる、白いんげん豆、薄切りの赤玉葱と合わせて、オリーブ油、ワインビネガーまたはレモン汁であえた料理も、本当に美味しく作れます(個人的に一番好きな食べ方)。 もちろんパスタソースにしても最高です。素晴らしいダシが出ますので、ホールトマトにニンニクとツナ、オリーブを入れて軽く煮詰めるだけ。 仕上げに胡椒をたっぷりと挽けば、極上の美味しさです。 瓶を開けるだけで間違いのない美味しさが”確実にある”ということの安心感。 是非お試しください。 原材料:きはだまぐろ、オリーブ油、塩 内容量:250g 原産国:イタリア 合成保存料、添加物等一切含まれておりませんので、開封後は冷蔵庫で保存し、早めにお召し上がりください。
-
バレーナ・アンチョビフィレ
¥1,728
「バレーナ」は1870年、フィレンツェで創業した会社です。なぜトスカーナでアンチョビ?と思うかもしれませんが、トスカーナには素晴らしいアンチョビメーカーがいくつか存在するのです。というのも、内陸部の方が保存食の必要性が高いので、必然的にそのクオリティは磨かれていくということだそうです(確かに納得ですね)。 原料であるカタクチイワシは、北スペイン沖で漁獲し、新鮮なうちに地元の女性たちによって全て手作業で処理されます。なぜイタリア産イワシではないのかというと、アンチョビ界ではスペイン産のイワシが最上と言われているのです。 イワシの下処理は機械ではなく手作業で行われます。手間のかかる作業ですが、イワシの旨味を残すためにこだわっています。その後、数ヶ月間塩蔵し、熟成されます。これをフィレンツェの工場で約10日間かけてオリーブオイルに何度も漬け替えながら塩抜きをします。 バレーナのアンチョビの素晴らしさは、なんと言ってもそのフィレの大きさです。一般的なアンチョビの約2倍ほどもあるその身は、噛み締めるほどにおいしさが溢れ出します。臭みは全くなく、熟成された旨味とまろやかな塩気が素晴らしいです。 茹でただけの熱々のじゃがいもに、たっぷりのオリーブ油と共に乗せて。あるいは、香ばしくトーストしたパンに、冷たい塊のバター、そしてこのアンチョビを合わせます。とにかく美味しいので、是非一度この本物のアンチョビの美味しさに触れて頂きたいです。 *発送の際にオイル漏れの検品はしておりますが、蓋がアルミ蓋のため、稀に到着時にオイルが漏れていることがあります。品質には問題ありませんので、返品には応じかねますことをご了承ください。 原材料:アンチョビ、オリーブ油、塩 内容量:103g 原産国:イタリア 合成保存料、添加物等一切含まれておりませんので、開封後は冷蔵庫で保存し、早めにお召し上がりください。
-
アーティチョークのオリーブオイル漬
¥9,720
SOLD OUT
南イタリアに位置するバジリカ-タ州・マテラ。昔から小麦粉や野菜の豊かな地として知られ、ユネスコ世界遺産にも登録されています。力強い太陽がふりそそぐ、この広大な土地で、1800年代から代々農業を営むベルフィオーレ家。家族で力を合わせ、自家栽培の野菜や果実を手摘みで収穫、新鮮なうちに、畑に隣接する工房ですばやく、ほぼ手作業で丁寧に加工しています。 漬け込んでいる有機オリーブオイルは、アーティチョーク畑の隣の区画のオリーブ畑から。とてもクオリティのよいオリーブオイルで、輸入させてもらえないか、と以前もりみさんが打診したところ「すべて瓶詰めに使うから譲れない」と断られたことがあるそうです。朝6時から収穫された作物は午前中か早い午後には瓶詰として完成。風がよく通り、まわりを小麦に囲まれた畑では害虫や病気の心配がなく、農薬不使用です。 しかしどうしてこんなに大きい1kgの瓶詰めしかないのか?その答えは、業務用の大きさに美味しさの秘密があるのです。これより小さな瓶だと、 アーティチョークの粒を小さくしなくてはなりません。 そうするとまるで生のような食感が落ちてしまうため、小さなサイズではなく業務用サイズで妥協しないことにしました。 ここまで大粒のカルチョーフィ(アーティチョーク)は収穫がスタートしてから最初の2週間ほどの間に採れるもの。時期も限られている稀少なものです。バジリカータ州はマテラ近郊のこの素晴らしい アーティチョーク畑では、長い冬が終わって春がやっと訪れる毎年3月初旬に収穫がスタートします。一度この大きさのカルチョーフィを食べると、食感、香りの素晴らしさに魅了されます。滋味豊かな味わいをぜひご堪能ください。 そのままおつまみとして食べるのはもちろんですが、私はこのカルチョーフィを薄切りにして、潰したにんにくと合わせてフライパンで炒め、茹でたパスタと絡めます。仕上げに刻んだイタリアンパセリを散らしたら、最高のカルチョーフィのパスタの出来上がり。日本ではなかなか良質なカルチョーフィに出会えないので、うちの冷蔵庫にはこの大瓶が鎮座しています。 内容量:1kg 原材料:アーティチョーク、エキストラバージンオリーブオイル、白ワインビネガー 保存方法(開封前) : 直射日光を避け、常温、暗所保存 保存方法(開封後) : アーティチョークがオリーブオイルに浸かるようにして冷暗所で保管し、お早めにお召し上がりください。 賞味期限:製造後36ヶ月